現役栄養士勝村さん

栄養士勝村さんによる食育授業(3)

駄菓子を食べていた子供達

現代の親御さん達は、大きな勘違いをしています。

一昔前、どこでも駄菓子屋さんというものがありました。
少ないお小遣いを握りしめ、大好きなお菓子を買う。

そんな光景が、どこでも見られたのです。

しかし、現代の親御さん達は駄菓子に関して、異常な拒否反応を示しています。
それは色がキツかったりするだけで、食品添加物の存在を信じて止まないからです。

しかし、駄菓子という物は子供達の栄養バランスを整えるのに非常に好都合の食品でした。
現代では駄菓子はどんどんと減り、キャラクターが入ったお菓子等が人気です。

本来、駄菓子には危険な添加物は一切含まれていません。
それは成分表だけを見てもわかります。

昔から駄菓子を作り続けている駄菓子メーカーは、子供達の健康に対していち早く気を遣い、商品を開発しているのです。

ですので、親御さん達は、駄菓子をもっと子供達に与えて下さい。
最近出たお菓子より、昔からある駄菓子の方がよっぽど安心。

お小遣いを与え、その予算内でお菓子を買う。
そんな所も、駄菓子を買う醍醐味ですので。

10年後、20年後。
駄菓子という言葉を知らない子供達がいない事を、心から願っております。

 

 

 

ベジタリアンと食事

一昔前、「ベジタリアン」なんていう言葉が流行しました。
野菜を摂ると健康になる。
それは嘘ではありません。

しかし、ベジタブル。
野菜だけでは、全ての栄養素をまかなう事は出来ません。

現代の日本人の食事を含め、思考はかなり偏った物になっています。

インターネットが発展して、嘘・本当の情報が世の中には乱立しています。
そんな中で生活している我々現代人。
何が良くて、何が悪いのかを本当に理解出来ている人が非常に少ないのです。

ですので、インターネット等でベジタリアンに関する情報を見つけ、なんとなく良さそうだからやってみる。
その結果、動物性のタンパク質が足りなくなり、体重が減り・・・。
色々と弊害が起きてきます。

食に答えはありません。
情報を見て判断するのでは無く、食は自分で確かめ、自分で経験し、そして学んでいくものなのです。

 

 

食品偽装問題

つい最近話題になった食品偽装に関する問題。
2007年は、テレビを付けると、どこも謝罪謝罪の嵐…。
直接「食」と関わりを持つ私達管理栄養士にとっては、非常に心苦しい年でした。

私達は普段食べている物を、何の疑いも無く、安全だと思いこみ食べています。
しかし、それは大きな間違い。

食品偽装の問題は一つ見つかると、その後もどんどんと色々な企業が食品偽装を行っていたというニュースが入りました。
絶対に今現在も食品の偽装を行っている企業があるはずです。
それがもしかしたら、あなたが今食べている物かもしれないのです。

企業を常に監視する

この問題は、消費者の私達がすぐにどうこう出来る問題ではありません。
企業側が、きちんと食と安全に関する知識を身に付け、コンプライアンスの遵守を行う事によって改善されるものだと思っています。

しかし、私達消費者も黙って怖い物を食べ続ける。
そんな事は出来ません。

私達に出来る事は、企業を常に監視する事なのです。
きちんと作っているか、嘘や偽りはないか。
一人では何も出来ないかもしれません。
しかし、個々の人間がそういった考えを持つ事が非常に大事になってくるのです。